「え」の詩
絵を描いていたの
笑顔のひまわり
鉛筆を持つあなた
絵の具を溶いて
英語の曲をかける
海老のように踊る筆に
笑顔は伝染していくの
絵を描いていたんだ
絵筆を持つ君
エプロンをして
えらそうな羊をつつく
えくぼが揺れる
駅まで散歩しようと
絵の具の蓋をしめる
枝を拾って口笛吹いて
縁石歩いて手をつなぐ
永遠なんて贅沢だけど
笑顔はどうかこのままで
エンディングはどうか
笑顔のままで 2人
‥‥‥‥
イメージは
どこか自然がゆたかなまちで
欧風なおうちに住んで
ゆったり暮らしてる
恋人のおはなし。
青い芝生。
赤い屋根と白い壁。
やさしい光。
庭には
たくさんのお花と
たっぷりの野菜
ひつじが一頭
ハーブをつんでお茶入れたり
料理やお菓子を作ったり
お互いの絵を描いたりしながら
やさしく
毎日を過ごしてるの
彼は鉛筆でスケッチを
彼女は絵筆で水彩画を
浮かぶ映像は2つ
若い頃
これからの未来を想像しながら
きらきらと今を楽しんで
2人歩く後ろ姿
そして
年老いた頃
相変わらずお互いの絵を描いて
近づく寿命を感じながらも
いたわりあい
支えあい
ゆっくり明日に向かって歩く
ちょっと腰が曲がった後ろ姿
いずれにしても
幸せなうた。
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