伝統芸能のこころ
学芸大には
「カフェテリア」ってゆうシステムがあって
キャリア支援
教養を深める
趣味を広げる
そのための、
いろんな講座が開かれてるの
今日はそのひとつ
黒石先生の
【人形浄瑠璃の魅力】
ていう講座でした

絵本太功記のビデオ見た!
嶋大夫さんだった!!

人形浄瑠璃の魅力。
人の“こころ”を
表現すること。
伝承…
情を語る。
模様を弾く。
性根をつかむ。
長い長い時間をかけて
修行を積まなければ
守り続けられないもの。
ここまで何百年と、
受け継がれてきた事実。
過去の人が
どのような考え方や
ものの見方で
生きてきたのか。
んー
やっぱり学生は少なかった。
10人くらいで受講。
講義後はディスカッションがあって
今日の学びを話し合おう
みたいな…

そこで出た意見は
やっぱり
「文楽は敷居が高い」
若い世代がよりつかない
とか
解りづらいから
とか
好き勝手感想言って


でもね
わたしはそうは思わん
地方には
驚くほどたくさん
人形浄瑠璃座がある。
学校だって
クラブを持ってるところは
たくさんある。
大阪、淡路、徳島…
あっちは多いんじゃないかな

古田人形座では
小学生は
浄瑠璃を現代語訳した
オリジナル台本を使って
舞台を作っている。
中学生になったら
同じ作品を今度は浄瑠璃で
より複雑に
より深く…
文楽は
難解で、厳格な、
学問かなにかと思われてる

文学分野でも
演劇分野でも
たくさん研究されてる。
でも
それよりなにより
受け継がれてきた
文化だと
大衆文化だと
思うんだ

文楽に限らず
人形浄瑠璃をみるときに
構える必要はなくて…
江戸時代の芝居小屋から
今日まで続く理由。
あー
なんかうまく言えないな
ことばにすると
安っぽくなっちゃう

わたしもおっきなホールより
お客さんとの距離が近くて
客席も明るめで
ひとりひとりの表情が
よく見える…
小さい芝居小屋
(飯田の!)の方が
語りやすかった

おきゃくさんが笑ってる
頷いてる
泣いてる…
そうゆう体験ができるのに
敷居なんてないと思う
イヤホンガイドもある
子供に向けた講座もある
技芸さんから子どもへ
子どもから大人へ
中心から地方へ…
そしてまた地方から
本物に魅せられて中心へ
ひろがってる。
つながってる。
ちゃんと

とっつきにくいなんて
それはその人の
こころの壁だ
世界に壁はなくて
底辺は無限にひろがってる。
それが土台となって
どんどん積み上がって
それを知らない人が
多すぎるよ

わたしも
もっと知りたい。
プロの世界のこと。
ちがう地域のこと。
「わからない」
そういう人も多い
黒石先生のひとこと↓
「わからないからいいや、
と
諦めて良いのか。」
わからないからわかりたいこと
わからないことを
読み解くおもしろさ
それはもちろんだけど
上に書いたような
わかるための努力は
たくさんたくさんある

分かる
解る
判る
なるほどーと思ったのは
その題材。
敗者にスポットを当てる
それを時に笑い
共感して涙して
優しく見守る
ひとびとのあたたかさ
そこは知らなかった。
でも確かにそうだな

誰か感想で
「歌舞伎に比べたら
静かで、地味で…」
て言ってたけど
なにを言ってるんだ!!!

あんなに汗かいて
あんなに激しくて
あつい舞台
みんなにもっと
知ってほしいなあ…

ずーと楽しみにしてたけど
あと2回寝たら
文楽観に行く日!(*/ω\*)
いやなバイトも
頑張れる


緊張ー!…笑
ばかみたいに緊張ー
お話たくさん聞けるかな?
時間ないかな?

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