15の君へ
もうひとつ話題を!
勤務している中学校の文化祭がありました。
担任を持っているわけでもないから、なんだかずーっと実感がないまま準備してた。
国語の授業でも、夏休み明けはずっと文化祭に向けてだったけど。
前日準備もどっか他人事…というと失礼だけど、
地に足がついてないかんじというか、
ほんとに明日から?って思ってた。
ただ、教室展示準備が全部おわって生徒が帰った後、
書写に金賞銀賞銅賞をつけるのはずーーーーっと憧れだったので、
すごくたのしかった。笑
すごくつかれたけど。
同じ字が延々とならんでて、優劣をつけるなんて、もう…
げしゅたると崩壊とはこういうことか、と。
頭がおかしくなるかとおもった。笑
そんなかんじで迎えた文化祭ですが、
はじまってみれば生徒のがんばりに感動したり、震えたり。ほんとに。
わたしは写真係だから、セレモニーだとか発表だとかの全体像をじっくり味わえませんでした。
それはすごく残念だった。
演出に驚いたり、感動したりするひまなく動き回ってた…
カメラの調子わるくてぼけぼけだしさあ。
いらいらしっぱなしだよ!
だけど。
生徒の表情を、アップでずっとおっかけてた。
すごく輝いてた。
全校製作が披露されて、歓声が上がった時の誇らしげな顔。
がんばったんだなあって、じーんときた。
ステージバックの前に堂々と立つ姿。
決してクオリティは高くないけど、じわじわ笑える映像たち。
各学年発表もしっかり仕上がっていて、これぞ学習発表!だった。
突然のハプニングにもあわてずに対応してた3年生の姿がすごい。
そして、長い時間をかけて準備してきた意見発表会。
去年までは夏休みの宿題だったものを、授業で丁寧にとりくんだ。
班で読み合い、クラスで聴き合い、学年で選ばれた代表者。
始まる前は生徒よりわたしのほうが緊張してしまって、お腹いたくなりました。笑
ステージの袖で見守るのは、すごくもどかしくて。
失敗するなよー、ああもう、読むの速いって!おちつけ!息吸え!
ってはらはらどきどきしてました。
そうか、これが指導者の気持ちなんだなあ、って。
生まれて初めて味わう感情でした。
結果、大成功だったわけで。
教えていた子のこと、すごくほめていただきました。
文章力もあった。
頑張って暗記もした。
読み方もすばらしく良かった。
わたしが教えたことなんてほんのちょっとで、もちろんその子がものすごく頑張ったの。
でもでも、やっぱりものすごく誇らしい気持ちになってしまいました。笑
がんばったね。
たくさんほめすぎて生徒は若干引いていましたとさ。笑
運動会!
激戦がくりひろげられました。
たのしかったたのしかったたのしかった!
一生懸命っていいなあ。
普段仏頂面でぜんぜんしゃべってくれない3年生が、綱引きでぶんばりながら「絶対まけたくないいいいいいー!」って叫んだんです。
びっくりしちゃったよ。
普段おとなしくて授業中もらくがきしてて宿題もちゃんと出せなくてどんくさいなあー(ごめんね!)て思ってた子が、クラスの中心で「絶対勝つぞおー!」って雄たけびをあげたんです。
そんな声出せたの。
素直におどろきでいっぱいで、素直に喜びでいっぱいになりました。
次の日も、たくさんすてきな思いをしました。
吹奏楽部のソロ、かっこよすぎてアップでバシバシ写真をとりました。
これで引退の3年生との別れを惜しんで、後輩は号泣だった。
そんな姿もよかった。
クラスでずっと練習してきた合唱は、
3年生が圧巻だった。
わたしはひとクラスしか授業をもっていなくて、
そのクラスのことも最近までちゃんと見ることができてなかったから。。。
それを、すごく後悔しました。
行事マジックなんかな。
いや、ちがうんだろうな。
全員が一生懸命でした。
全員の口が大きく開いていて、ひとつになって、うたっていました。
1・2年生にはないもの。
正直普段の姿とちがいすぎて、あんぐり…
だったんだけど、それはわたしが気づいていなかったからだね。
反省しました。
そして見る目がかわった!
授業がんばろう。
来年のわたしがどこにいるのかは分からない。
でも、3年生たちとは今年しかないんだ。
閉祭セレモニーで、感動的なナレーションがあった。
自分たちで考えたんだろうなあ。
すごい。
わたしは基本的に、BGM付きのスライドショーに弱い。
なんかね、泣いちゃう…笑
堂々とナレーションを終えた子、直後に号泣。
それを支える執行部の仲間。
絆。
なんか2日間、ずーっとかけまわってたんだけど、キラキラしてて、
すごくたのしかった。
ふきはら祭を思い出す。
ペン祭を思い出す。
なつかしいけど、戻れない。
拝啓、15の君へ。
笑顔で手拍子をしている生徒たちがすてきでした。
人生の全てに意味があるから
恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on beliving
負けそうで 泣きそうで
消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ああ
負けないで 泣かないで
消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて
今を生きていこう
今を生きていこう
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- 2012/10/01